耳コピのやり方: 短い区間から曲を聴き取る
耳コピは、曲を聴いて音やリズムを自分の楽器で確かめる練習です。最初から一曲を通して聴き取ろうとせず、まずは二小節だけ選んでください。同じ箇所を繰り返し、必要なら速度を落として、一つずつ音を探します。
Stairway2Fastは楽譜を自動生成するツールではありません。譜面を読み取ったり、聴き取った音を譜面に書き出したりはできません。聴き取る作業は自分で行い、そのための区間リピートと速度調整、次回に続けるための練習記録を使えます。
最初の二小節を聴き取る手順
- 拍と区切りを探します。まず手拍子をしながら、フレーズの始まりと終わりを確かめます。音程より先にリズムをつかむと、聴き直す箇所が明確になります。
- 短い区間を繰り返します。YouTubeの区間リピートで二小節ほどを指定します。長いサビ全体より、短いフレーズを何度も聴くほうが音の立ち上がりを追いやすくなります。
- 音程を変えずに遅くします。低速再生で聴き取りやすい速さにし、楽器で見つけた音を元の速度でも確認します。
ベースなら最初の低音、ドラムならキックとスネアの位置、メロディーなら最初の二音の上がり下がりから始めてみてください。絶対音感は必要ありません。分かった音を基準に、次の音との距離を確かめていきます。
例えば短いメロディーなら、最初の二音を声に出してみます。次に楽器で最初の音を探し、二つ目が同じ高さか、上か下かを聴いてから、近くの音を一つずつ試します。二音が合ったら、残りも同じように確かめ、最後に1×で原曲と合わせて弾いてみます。闇雲に音を探すより、「いま確かめる音」を一つに絞る練習です。
「どこまで聴いたか」を残す
毎回再生位置を探していると、音を聴く時間より操作する時間が長くなります。区間に「サビ前の二小節」などの名前を付けて保存すれば、次回も同じ箇所から始められます。動画の説明欄に読み取れるタイムスタンプがあれば、追加時に名前付きループとして取り込める場合があります。YouTubeが自動生成したチャプターは対象外です。タイムスタンプがなくても、区間は自分で指定できます。
練習記録には、どの区間をどの速度で、どれくらい練習したかが残ります。ゲストの記録は現在のブラウザ内に保存されます。無料アカウントを作ると、動画やループ、練習記録を別の端末でも引き継げます。
楽器が重なって聴き取りにくいとき
ベースとキックなどが重なり、低速再生だけでは分からない場合もあります。使用できる音源ファイルを持っていれば、Proの音源分離でベースなど一つのトラックを聴く方法があります。ただしYouTubeの音声を取り出して分離することはできません。YouTubeの動画は元のプレーヤーで再生し、区間リピートと速度調整で練習します。
ファイルがなくても耳コピは始められます。YouTubeでの区間リピートと低速再生は、アカウントなしで無料です。
よくある質問
楽譜が読めなくても耳コピできますか?
はい。まず音とリズムを聴き、自分の楽器で確かめてください。楽譜に書き起こすこととは別の作業です。
このアプリは楽譜を自動で作りますか?
いいえ。楽譜の自動作成や書き出しはできません。聴く区間を繰り返し、練習の続きを見つけやすくするツールです。
遅くすると音程も下がりますか?
いいえ。再生速度を落としても音程は維持されます。ただし極端に遅い速度では、音の質感が変わることがあります。
YouTubeの動画をダウンロードしますか?
いいえ。YouTubeが埋め込み再生を許可した動画を、元のプレーヤーで再生します。動画の音声を取得したり、分離したりはしません。
アカウントは必要ですか?
YouTubeで耳コピの練習を始めるだけなら不要です。別の端末でも記録を使う場合は無料アカウントを作成してください。
気になる曲の、まだ弾けない二小節から始めてみてください。今日はゆっくり聴き、次回は保存した同じ区間に戻れます。